知らない番号の電話でも、出ないと自分が損するかも!?

知らない電話番号から自分の携帯に着信があると、その電話に出ない人が多いようですが、私からすると信じられないことです。

私はどんな番号でも必ず出るようにしています。
電話を取れなかった場合は折返し電話までします。

用があるから電話が来る…!

今の時代、勧誘や詐欺の電話がほとんどかも知れませんが、それでも自分に関係ある電話の場合もあります。

これは実際にあったケースですが、A氏の携帯電話に何度も知らない番号から着信がありましたが、A氏はそれを放置していました。

後日、レンタルビデオ店にDVDを借りに行ったところ、まだ返していないDVDがあると言われたのです。

店員は「何度もお電話したのですが、ご不在のようで…」と、A氏に延滞料金を請求します。

そのとき初めて「あの着信がそうだったのか!」と気づきましたが、とき既に遅しで1万円近い延滞料金を支払うハメになりました。

延滞はあくまでこちらの落ち度!

しかしこのケースは、たった1万円の損害で済んだと考えるべきです。

これが銀行などの金融機関だった場合、もっと深刻な損害になる可能性があるからです。

また、悪質業者なら故意に何ヶ月も連絡をせずに、延滞料金が膨らんだ頃に初めて連絡してくる場合もあります。

かつてレンタルビデオ店から100万円近い延滞料金を請求されたケースも報道されています。

ある程度、信頼できる業者や店舗であれば悪質なことはしませんが、延滞はあくまでこちらの落ち度なので慎重になるべきです。

なぜそうなるのか!?

まずは電話に出ないことが一番悪いのですが、引っ越しで住所が変わって、はがきが届かなかったこともあります。

重要な物ごとであれば、業者側は電話だけでなくはがきや封書で連絡を取ろうとします。それはあなたに対する親切でもありますが、あとで「聞いてない」と言われないための業者側の自衛策なのです。

はがきや封書も届かない、電話も取ってもらえない…、しかし業者側としては「やれるだけのことはやった」のです。

あとになってあなたが「聞いてない」「知らされていない」と主張しても、着信を放置したのは紛れもないあなたなので、自己責任と言われて終わりです。

免許更新を忘れると大変!!

引っ越しで住所や電話番号が変わった場合、口座がある金融機関はもちろん、利用中の各種WEBサービスに連絡するのはあなた自身の責任です。

その場合、重要なところから順に連絡を入れておきましょう。

これも実際にあった話ですが、B氏は運転免許証の更新ハガキが届かずに免許を失効してしまいました。

免許の場合、更に怖いのは免許失効中であることを忘れて運転した場合です。その場合、無免許運転になってしまいます。

財布の中に免許が入っていても、失効していれば意味がありません。

B氏は年間数回しか運転しないので、運転する前に気がついて不幸中の幸いでしたが、無免許状態で事故ろうものなら保険が降りない可能性もあります。

なので、住所変更の届出をするのはもちろんのこと、免許証のように重要なものの場合は更新年月も自分で控えておくのが良いでしょう。

基本的に自己管理をし、その次の「保険」として行政や業者から連絡の電話やはがきが来る、と考えておきましょう。

良くも悪くも自己責任の世の中なので、自分でキチンと管理することが大切です!