「スマホの文鎮化」という言葉があります。
急にスマホが動かなくなって全く反応もないので、書道の文鎮として使うより他にない状態なのでそう言うのですが、突然こんなことになった日には途方に暮れるしかありません。
今の時代、スマホに依存しきっている人が多くいます。
スマホ中毒でなくても、スマホでさまざまなサービスを利用することが前提の社会なので、とても困ります。
ここではそんなスマホの文鎮化のリスクについて考えてみます。
あなたも私もスマホ依存者!
スマホが使えないと、ネットやゲームができないのはもちろん、地図も見られない、電車の乗り換えも調べられない、誰にも連絡もできないと、ほぼ全ての行動が制限されます。
スマホが便利で万能ということは、それだけ依存している状態だということを折に触れて思い出す必要があります。
スマホの中に娯楽のほぼ全てがあるので、あなたのカバンには文庫本の一冊も入っていません。地図も乗り換えもスマホで見られるので、地図帳や時刻表も持っていません。仕事の書類もスマホに入れていれば、紙の資料を持っていません。
まずは「スマホが文鎮化すると思った以上に大変なことになる」ことをよくよく意識しておきましょう。
文鎮化させないために
文鎮化の原因の多くはアップデートの不具合です。
私は一度、外出先で時間があったのでアップデートしたところ、アップデートが途中で止まり、スマホが文鎮化しました。
このときは途方に暮れましたが、結局、自宅に帰ってPCで検索しまくって復活できました。
外出先ではネットが見られる機器はスマホしか持っていないことがほとんどです。
解決策を探そうにも、そのスマホは文鎮化の最中なのです笑
ネット喫茶に入るという手もありますが、このときは自宅に帰るほうが早かったので帰宅しました。
そもそも外出先でアップデートしなければよかったのです。
また、アップデートのお知らせが来てすぐアップデートするのもお勧めできません。
どんなバグがあるか分からないからです。
なのでネットで検索して変なバグがないか確認してからアップデートしましょう。
一極集中を避け、分散化する
そもそもスマホ以外のモノも持つようにする、スマホに一極集中させないのもひとつの手です。
スマホというデジタルだけでなく、あえてアナログなモノでも持っておくのです。
これは時代に逆行していると言われればそれまでですが、しかし危機管理の観点からは「分散化」は有効な手立てです。
外出先でアップデートしなくても、万一スマホを紛失したら同じことです。
ただ、やはり時代に逆行する話であり、持ち物も増えるので、リスクと利便性を天秤にかけながら各自の判断でリスクヘッジを行うのが良いように思います。
繰り返しになりますが、私たちはいかにスマホに依存しているか、スマホに全ての利便性を入れ込んでいるかを日頃から意識するようにしましょう。
そして万一、文鎮化したり紛失したときに、どう対処するかも考えておきましょう。