水漏れ・水あふれで多額の損害賠償! 日常に潜む危険を考える!

水回りの危険といえば水漏れや水あふれでしょう。

水漏れや水あふれは全てを焼き尽くす火事と違い、床が水浸しになるだけなので被害が小さくて済む場合もあります。

しかし集合住宅の場合、莫大な損害賠償を求められるので、実は要注意です!

水漏れは重大事故だ!

水は流しっぱなしにしても大きな音がしないので、うっかり忘れがちです。
また、火は危険なので火に対しては神経を使う人でも、水だと油断してしまいます。

水道料金も安いので、水を流しっぱなしにする人も多くいます。

そんな理由で水に対する危機意識は薄いですが、集合住宅で水漏れを起こして階下の家に高価な家具・家電があった場合、損害賠償請求は何百万にもなります。

保険が使えるかも分かりません。
うっかり水を出しっぱなしにしたあなたの責任が問われるからです。
もちろん保険の内容にもよりますが、それでも色々と面倒なことになるのは確かです。

なぜ水があふれるのか!?

鍋をシンクに入れて浸け置き洗いをする場合、こびりついた汚れを落とすために水を流しっぱなしにします。

その時、うっかりシンクの排水口に蓋をする形になると最悪です。

鍋に水が溜まってくると水音が静かになり、水が出ていない錯覚に陥ります。その間に居室に戻ったりトイレに行ったりすると、あっという間にシンク内が水であふれ、水漏れしてしまいます。

シンクの側面に水抜き穴が無い場合、あっという間にあふれてしまいます。

日本で水は「無料」のイメージがあるので、好きなだけ使いがちですが、このような危険があるので気をつけたいものです。

洗濯機も要注意!

私は洗濯が終わった後、必ず蛇口を締めるようにしています。

蛇口以外のところにトラブルがあって水漏れしたらそれまでですが、それでも用心して蛇口は必ず締めています。

私の場合、洗剤の箱に「蛇口を締める」とメモしてあります。洗濯中は洗剤の箱を出しておき、洗濯が終わったら蛇口を締めて箱も片付けるのです。

このように、自分の行動を先回りして対策しておけば、うっかりミスも防げます!

まとめ

水は身近で便利です。火のように直感的な危険を感じさせるものでもありません。

それゆえ油断しがちですが、集合住宅で水漏れすると多額の損害賠償の可能性があります。

そのリスクを少しでも軽減するために、少しの注意と工夫をしたいものです。

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