データ流出対策の為に、処分するPCのHDDは自分で破壊する!

あなたは不用になったPCをどのように処分しているでしょうか?

完全に初期化して中古屋に売る人が多いと思いますが、私はHDD(=ハードディスクドライブ)を完全に破壊して処分しています。

しかしなぜ、ここまでする必要があるのでしょうか?

ソフトで復活が可能!?

パソコンのデータは消したと思っても、特殊なソフトであっけなく復活させることが可能です。

または海外にHDDを送って高額な修理代を払うとデータを復活させてもらえるサービスもあります。

私はこのことを知ってから、HDDは必ず自分の手で壊しています。

電機店に行けば、HDDを壊すサービスをしているお店もあります。

…ということは、データを復活することができることを知っている人がいて、その人たちを対象に「これなら絶対にデータを復活させることはできませんよ。だから安心ですよ」ということでサービスをしているということなのです。

もったいないと思わない!

パソコンにはさまざまな個人情報が入っていて、それらをつなぎ合わされてしまうと悪用される危険性があります。

パソコンは日進月歩が激しいので、売りに出しても二束三文になっているのが普通です。

なので、私はもったいないとは思わずに、自分でHDDを壊すことで安心を得ているのです。

HDDの壊し方

その壊し方ですが、特殊なドライバーでHDDの箱を空けて…、

円盤部分を完全に破壊するのです。

HDDは円盤部分に磁気で記録をしています。HDDの種類によってはこの円盤が何枚も重なっているものもありますが、その場合は全ての円盤を破壊する必要があります。

円盤に傷をつければおそらく復活は不可能でしょうが、まだ安心できないので、ペンチでグニャグニャに曲げるようにしています。

…やりすぎかもしれませんが、私はこのサイトを運営しているほどの心配性ですからね笑

PC本体内も要注意!

挿しっぱなしのUSBやCDドライブの中のCDやDVDを取り出すのも忘れないようにしましょう。

USBは小型化しているし挿しっぱなしなので忘れやすく、CDやDVDはトレイの中なのでこちらも忘れがちですが、PCを処分するときは必ず気をつけましょう。

まとめ

PCを処分するときのやることリスト:

  • 新しいPCに完全にデータを移したか確認する
  • USB、CD、DVDの取り出し
  • HDDやSSDの破壊

PCには多くの個人情報が入っています。

ひとつひとつは取るに足らない情報でも、それらをつなぎ合わせて悪用されると危険です。

面倒かもしれませんが、いい加減に処分したあとで心配になるくらいなら、キチンと対策して処分するほうが良いと思います!